笑顔のマナー

第一印象は、非常にお相手の心に長く印象付けるものと言われています。「初回の印象が悪くても、次回からキチンとするから大丈夫!」・・という訳にはいかないのが通常です。「初回もあんな奴だから、今回もきっとそんな奴だろう」と最初の印象が長くついてきます。逆に第一印象が良い場合にはもし次回の印象が悪くても、「今日はどうしたのだろう?」と今日限定でとられてもらえます。最初をしくじると取り返すまで時間がかかるという事を肝に銘じ、初めてお会いする方へ最高の自分のイメージを残してもらいましょう。

ビジネスシーンは、お会いした回数に関係なく常に印象管理に気を付けてお会いしましょう。

 

以下の顔はどんな表情に見えますか?

 

笑っているのか怒っているのか、起きているか寝ているかさえも分かりませんね。

 

それでは、この顔はどうでしょう?

今度はAからEへと右に行くにしたがってだんだん笑顔になりましたね。これは最初の絵に口をいれただけです。口が変わると表情が色々に変化します。口角を上げたり下げたり変化させることで、表情がムッとみえたり笑顔に見えたりします。

 

皆さんの周りには、一番左の顔のような仏頂面の方はいませんか?今日の電車の中にもそんな人が目の前に座っていたり、エレベーターの中で一緒になったり、もしかしたら社内にもいたりませんか?そうです。周囲には笑顔でない方が沢山いますね。

口角をわざと下げるのは意外と難しいものではありませんか?実はわざとAの顔を作るのは難しいのです。この仏頂面はわざとではなく、顔の筋肉を緩めることで自然にできてしまう顔です。この顔の方々は、意外や無意識です。自分がこんな顔をして電車に乗っていたり、お客様に接していたりすることに気づいていなかったります。ただ、顔を楽にしていただけなのです。ですから皆さんも、これまで自然に力を抜いていて、実は仏頂面になっているのに気が付かないことがあったと思います。

笑顔は「意識」しないと作れないのです!どうやって笑顔にするかを後ほど説明します。

 

Bの顔は真顔といって、怒っても笑っていない顔。第一印象では好印象ではありませんので×ですが、「謝罪」のシーンや「金銭の授受」の瞬間はこの真顔は必要ですから△としておきます。ニコニコしながら謝ったり、お金をいただく際にニヤニヤしたりするとお相手に不快な印象を与えてしまいますので注意しましょう。

 

Cの顔は口角が上がって好印象な笑顔です。これは待機の笑顔といって、待機中から口角を上げたままで待っているという事です。これが、笑顔を意識して作ってくださいという事です。

 

Dは口を開けて口角も上がっています。これは会話をしている時を想定できると思います。会話中も口角を上げて笑顔を作るように意識しましょう。

 

Eは口の中が見えるほど開けています。大笑いをしているシーンを想定してください。ここまで大笑されるとお相手は不快な印象を受けるでしょう。

 

ここで、以上をまとめた図です。確認しましょう。

笑顔にするには、口角を「意識して」上げることが必要です。実はそれは簡単で、語尾に「い」が付く言葉を発すると口角は上がります。「ミッキー」「happy」「クッキー」など、自分の好きな「い」で口角を上げて待機の笑顔を作りましょう。

笑顔は、語尾に「い」をつけて作るだけでは完璧ではなく、アゴの角度も大切になってきます。

以下の絵を見てください。

 

基準(アゴを上げても下げてもいな状態)から、

・1~2センチだけアゴを上げると自信がある角度に見えます。 お勧めの商品があればこの角度で話してみると説得力があります。

・それ以上アゴを上げると横柄な上から目線の角度になるのでお気を付けください。

・基準より1~2センチだけアゴを下げると控え目な角度を作ります。

第一印象ではこの控えめな角度で対面すると好印象と言われます。証明写真を撮る時もアゴを引いてくださいと言われるのは、カメラマンは一番印象が良い角度だと知っているからです。

・更にアゴを下げると、目つきの悪い疑惑の角度と言われます。

後ろ手に組んで話すと、アゴが上がりすぎて横柄な印象になります。パソコンなど入力していた時に呼ばれて目線だけ向けると、疑惑の角度を作ります。

アゴの角度で印象が変わりますので、是非鏡の前で自分自身を確認してみてください。