席次のマナー

席次とは席にお座りいただく順番です。
席次を知らないとお相手に失礼なご案内をすることになりますので、キチンと順番を把握しましょう。
席次の大原則は「ドアから遠い席が一番 位(くらい)の高い方が座る」と覚えていれば間違いありません。
但し、状況によってイレギュラーが発生するので、その時に応じて順番が変わります。その都度の事例をしっかり覚えて実際の場面に対応できるようにしておきましょう。
【応接室】
次の図の席次で5番目の人はどこにすわるでしょう
1 A
2 B

 
このようにドアが中央にある場合は、椅子の形状で席次がきまります。
ソファー席と一人掛けの席では、ソファー席が上座になります。
上記を席次の順番に並べると
C→D→E→A→Bとなります。(秘書検定の順番です。)
但し最近は上司が真ん中に座る場合もあり、
D→C→E→A→Bと座ることもあります。
上司が座った席に応じて周囲が対応すると良いでしょう。
 
【円卓】

円卓はドアから一番遠い席が1番で、2番目以降は図のように両脇を左右に座っていきます。
料理は1番の方がとったらあとは2番以降時計回りにとっていきます。
調味料も同様です。基本的に全員がとり終わるまで箸をつけるのは待ちます。
 
【和室】

和室も出入り口から一番遠い席が上座になります。
床の間があれば、床の間を背にした席が一番です。
2番目は床棚(床の間の隣の違い棚)の前の席です。
 
席次の基本は「ドアから遠い席が一番、位の高い方が座る」と覚えていれば間違いないです。
但し、状況によってイレギュラーが色々発生するので、その時に応じて場所が変わるという事です。その都度の事例をしっかり覚えて実際の場面に対応できるようにしておきましょう。

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